外国人と関わっていると、
「JLPT」や「N3」「N4」という言葉をよく聞きますが、いったい何のこと?🤔
となる方も多いのではないでしょうか。
今回は、「JLPT」についてご紹介いたします🌱
日本語能力試験(通称:JLPT)は、
外国人が自身の日本語能力を測ったり、企業が外国人を採用する際の基準に使われています。
最も難易度の低いN5~最も難易度の高いN1まで、5つのレベルに分かれています。
N5・・・基本的な日本語をある程度理解できる。
N4・・・基本的な日本語を理解できる。
N3・・・日常生活で使われる日本語をある程度理解できる。
N2・・・日常生活で使われる日本語に加え、より幅広い場面で使われる日本語をある程度理解できる。
N1・・・より幅広い場面で使われる日本語を理解できる。
自然な速度の会話を理解できるので、日本人と近い感覚でコミュニケーションがとれるようになります。
介護職として就労する特定技能外国人は、全員「N4」以上を取得することが必須条件なので、
入社時には既に「基本的な日本語を理解できる」レベルということになります。
ただ、注意しなければならないのは、
JLPTの試験は4択の選択問題のみで、話したり文章を書いたりする問題は1つもないという点です。
そのため、N2に合格しているのに会話があまり噛み合わない…
N4しか取得していないのに漢字を使ってすらすらと文章を書ける…!といったケースが発生します。
JLPTはあくまで指標でしかないため、
採用確定前の面接で、会話や読書きの能力を十分に確認する必要があります。
実務者研修や介護福祉士試験受験には、
明確な基準や決まりはございませんが、「N2」以上を取得していることが目安だといわれています。
ウェルパーソンズの日本語学習支援では、
JLPTの過去問や漢字練習プリントの配布・日本語学習サイトやアプリの紹介、
JLPTの受験申込みのサポート等を行なっております📄
ウェルパーソンズで支援している外国人介護職員も、
N2の取得に向けて、日々日本語の勉強に励んでいます📚